夫君の統合失調症は17歳の時からでした。
今は29歳。
先日の診察時に主治医から、
「寝過ぎ!8時間も寝れば十分!」と言われてきました。
昔は「好きなだけ寝させとけー」と言われてた気がするのだけど、
そうか、もうここまで良くなってるんや、と思ったりしてます。
これまでの睡眠について、振り返ってみたいと思います。
発症から4年(21歳)
夫君と出会ったこの辺りから記憶を辿ってみます。
当時私は学生で、9時に出て、23時頃帰宅する、という生活をしていました。
夫君は私の部屋に住みついてて、日中も私の部屋で過ごしてました。
23時〜24時に晩御飯食べて、1時〜2時に就寝、
朝は8時頃に起きて軽く朝食を摂るというサイクルでした。
そして私が出て行った後は、ゴロゴロ過ごし、眠くなったら眠る、
という風に過ごしていたと聞いています。
一日に12時間は寝てたんじゃないでしょうか。
発症から7年(24歳)
上の子が生まれた頃です。
生後4ヶ月で保育園に預けて仕事復帰してたので、
朝から子供の泣き声を響かせたり、早番の時は保育園送迎をお願いしたり、
好きなように眠れない日がちょこちょこ出てきました。
子供に合わせて私は早く寝るように心掛けましたが、
夫君は学生時の癖が抜けず24時前後に就寝することが多かったです。
日中は車で出掛ける日があったようですが、
仕事(家業手伝い)に行った後や、天気の悪い日はよく寝てました。
感覚としては平均10〜12時間の睡眠でした。
動けるようにはなってきたけども、まだまだ十分な休息が必要という感じです。
発症から9年(26歳)
私の会社の近くに住み替えた頃です。
長い通勤時間と長い保育時間から解放され、
私と子供に余裕ができ、夫君にゆとりが出てきたように思います。
子供の生活リズムを整えるために、早よ寝なあかんなって
認識が変わってきたのもこの頃です。
22時台には布団に入るようになりました。
朝は8時に私と娘が家を出て施錠する音で目覚めてたようです。
その後布団でウトウトしたとして、9〜10時間睡眠ですね。
昼寝はしてたようですが、
日中の活動量が増えていたので昼寝の頻度は落ちていたはずです。
発症から11年(28歳)
この一年は大きな変化がありました。
眠剤がなくなる、リスパダールが1mgになるなど、薬の量が随分と減りました。
週に1〜2日はボランティアに出掛けるなど、時間に合わせて動くことが増え、
惰眠をむさぼる事はなくなってきました。
相変わらずの22〜23時就寝、8〜9時起床でしたが、
この頃から主治医に「昼寝はいらん、寝過ぎ」と言われるようになってきたので、
本人も昼寝ナシを心掛けていたようです。
発症から12年(29歳)
近頃は朝7〜8時に起きるようになりました。
就寝は23時頃なので、8〜9時間睡眠です。
主治医の言葉が効いてるようです。
朝のゴミ出しもしてくれるのでありがたいです。(身体を動かすと目が醒めるし!)
昼寝はしてもすごく疲れた時や、子供の添い寝くらいで稀です。
まとめ
振り返ってみると、やっぱり年単位で良くなってるな〜と思います。
ホンマに、加齢と共に良くなる病気なんやなァ。
(もちろん本人と我々家族の頑張りもあってこそ!)
ただ、睡眠時間なんてのは健常者でも個人差が大きいので、
あくまで一例として捉えて頂きたいです。
参考に?なるのかな?参考になれば幸いです。